食事が足りてないの?~食後でも犬が食べ物を欲しがる理由~

愛犬に食事をきちんと与えているのに、私たち人間の食事を欲しがることがあります。
食事が足りてないのかな?と心配になったり、愛犬にねだられるまま人間の食事を
お裾分けしたりしている飼い主さんもいることでしょう。
食事は私たち人間にとっても犬たちにとっても生きていくために必要なことです。
健康を維持するためには、栄養バランスの取れた食事を摂ることはもちろんです
が、食べる量も大切ですね。

愛犬にねだられるままに食べさせてしまうと、あっという間にカロリー過多となり
肥満になってしまいます。犬の肥満も人間と同じように健康に悪影響を及ぼすことが
あるので、愛犬のおねだりが食事不足なのか、そうでないのかしっかりと見極めることが大切です。

 

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犬に必要な食事量を見分ける目安

ドッグフードを与えている場合は、パッケージに記載されている給与量を規定通りに
与えてみて、適正な体重が維持されているようであれば食事の量は足りています。
手作り食の場合の食事量は、体重の2~3%が適正量です。

体重(g)×0.02(~0.03)=適正食事量

体重が5㎏の犬の場合は、100g~150gが適正量となります。
ただし、肥満予防のために摂取カロリーにも注意が必要です。

体重(㎏)×30+70=必要基準カロリー

これに補正を加えて愛犬に必要なカロリーを導きます。
ダイエット中の犬は基準カロリーのまま、成犬は基準値の1.3倍、よく動き回る
活発な成犬は1.6倍、生後4ヶ月~成犬までの間は2倍、生後4ヶ月までは3倍が目安です。

適正な量の食事を与えているのに、食後しつこく食器をなめている場合、食事の量が
足りていないことが考えられます。この場合は、ほんの少し量を増やして様子を見てみましょう。

犬の習性

私たち人間は、お腹がいっぱいになると食べることをやめますよね。
犬にも人間と同じように満腹中枢があるので、お腹がいっぱいだと感じることは
できるのですが、人間のように満腹感を敏感に感じ取ることができません。
実際にはお腹がいっぱいなのに、それを感じ取るまで時間がかかってしまう
ので、つい食べたがってしまうのです。

その上、犬には野生時代の名残りで食いだめをする習性があります。
これは、満腹感とは関係なく、お腹がいっぱいでも食べ物があると食べてしまうというものです。

また、犬にも学習能力があります。おねだりをすることで飼い主さんから
お裾分けをしてもらえると、おねだりをすれば食べ物がもらえると学習してしまうのです。

食事量としても摂取カロリーとしても十分に足りているのに、ねだられるままに
食べ物を与えてしまっては、肥満に直結してしまいますよね。どんな育て方が良い
のかは、飼い主さんによって異なりますが、愛犬の健康を考えると肥満が良いとは
言えません。

自分の食事以上のものはもらえないと言うことをしっかりと教えておくことも
大切なことではないでしょうか。